K. Kaya Yamazaki, PhD
インディアナ大学にて文化人類学博士号を取得
北イリノイ大学にて言語人類学および認知心理学の修士号を取得  
これまでに北イリノイ大学、インディアナ大学、ベロイト大学、ノックス大学、インディアナ大学・パデュー大学インディアナポリス校(IUPUI)、ピアース・カレッジで教員を歴任    
現在、ワシントン州オリンピック・カレッジ客員教授

私について

「認知心理学を学びたいのですが、資金がないので、授業料を免除し、生活費も支援してください。」
そんな手紙をアメリカ中西部の大学院10校に送ってみたところ、なんと2校からオファーをいただき、そのうちの北イリノイ大学を選んで、30代半ばで留学。
「アメリカに来て、どのくらいになるの?」と聞かれて、「2週間です!」と答えていたのがつい昨日のことのようなのに、いつの間にかアメリカでの暮らしが、日本にいた年月よりも長くなってしまった。

いくつもの素晴らしい出会いがあって、その中には自分の生き方をしっかりとつらぬく日本人女性たちもいた。50歳を過ぎて渡米し、カレッジでの勉強を始め、その後自然療法の専門大学を卒業して資格を取り、クリニックを立ち上げられたSさん。お嬢さんとふたりで渡米し、お嬢さんをこちらの高校に通わせながら、ご自身も大学で勉強されていたMさん。何かを実現していく人たちは、誰もやらないことを、さりげなくやってのけている。  

大学院生の頃、人にも自分にもよく言っていたのは、「一に体力、二に体力、三四がなくて、五に気力」。アメリカの大学院に留学したことのある方なら、きっと頷いてくださるのではないかと思う。 年齢や、頭の良さ、才能、経済力があるかないかは、本来の自分らしい人生を築いていくことには関係ない。何かを成し遂げていく人たちは、先の見通しがつかない状況の中で、勇気を持って初めの一歩を踏み出している。そして、つまずいたり転んだりしてもまた立ち上がって、迷わず歩き続けている。そのとき頼りになるのは、自分の体力と気力だけだ。

私自身もそうして歩き続けてきて、今また、「これから」という新しいチャプターを開くところです。そんな今の私だからこそ、きっとどなたかの夢を実現するお手伝いができる、そう信じて、このメッセージをあなたに送ります。

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